2013/12/29

Do you know how to make miso?

数年前、体の調子がちょっと悪くなった時、健康について初めて真剣に考え、いろいろとリサーチをしてみた。 
やはり長時間にわたるパソコンにはりついての仕事そのものが体に悪いということはわかっていたが、仕事なのでどうしようもない。
しかし、もしかしたら忙しいから、時間がないからと外食が多かったからではないかと疑ってみた。
その頃、もう60代とは思われたが、非常に活力に満ちた、そして人間的にあたたかい篠田ご夫妻と知り合った。
私は篠田ご夫妻から健康の秘訣を熱心に学んだ。 
学んでいるうちに、きっと篠田ご夫妻のような生活をしたら、病院にお世話になるより人はもっと健康になるのではないかと思い立ち、そのころ、週に一度埼玉県坂戸市にある篠田家にお邪魔して自家製味噌の作り方を教えてもらったり、完全無農薬の畑での野菜作りに参加させてもらったりした。 
篠田ご夫妻がリーダー的な役割をして数十人の"20代の若者より元気な"60代以上のシニアの先輩たちがEM農法と呼ばれる完全無農薬の畑でサトイモや、大根やにんじんなどいろいろな野菜作りをしていた。 ここでとれる野菜は本当においしかった!! 
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EM農法とは

EM=Effective Micro-organisms(有用微生物群)の略で、1982年に琉球大学農学部比嘉照夫教授によって発表されました。EMは、物質を蘇生に導く有用な菌を80種類以上自然界から集めた集合体です。
この菌を農業に使用する事によって(特に有機栽培に使用する事によって、より効果が上がります)活発な微生物の働きにより土が活性化し小動物が住み付き、化学肥料にたよらず土の力で農産物を育てられるようになり、農産物が本来の味や栄養価を備えたものになります。EM栽培の特徴として農産物の甘味が増したり、抗酸化力があるものになります。
また、EMによって元気な農産物を作る事により農産物が病気にかかりにくなったり、害虫の食害を軽減させる事が出来るようになり、農薬を使わなくても栽培出来るようになります。
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あまりにも元気なおじいちゃん、おばあちゃんにお会いして、当時私は自分の生活パターンの見直しを真剣に考えた。
そして生まれて初めて日本の伝統食である「味噌」を作ってみよう、そしてその作り方を世界中の人に教えてあげようと思いついた。 
私は日本人であるにもかかわらず、味噌はどうやって作られるのか、全く考えたこともなかったのだ。
そうしてデジカメと小型ビデオカメラで篠田ご夫妻の許可をとって作り方を撮影し、編集し、英語の説明をつけてYou tubeに初アップロードしてみたのだった。 
まあ、見る人は少ないだろうなと思っていたが、予想以上に世界各国からコメントやらも届いたりして本当にびっくりした。 
日本の伝統食であるmiso soupについては米国でも作り方を聞かれたし、今の仕事で知り合ったドイツ人女性はドイツの自宅でmiso soupを作って食べているという。
篠田ご夫妻に教わった貴重な本当においしくて健康的な味噌のレシピはこちらです。
この比率で材料を合わせて作れば、非常においしい生きた味噌ができます。
ぜひお試しください。 (味噌作りの時期は、昔から「寒仕込み」と言って、雑菌が繁殖しにくい1月~2月に仕込むのが、一般的で間違いがないようです)
 
 



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